文字+線+画像(写真)=Draw

文字と画像を一緒に

paint系のグラフィックソフトでも文字を扱うことができますが、文字が多くなると作成が面倒になってきます。

そこでdraw系のグラフィックソフトを使ってみましょう。OpenOffice.orgの図形描画ソフトである Draw を紹介します。

Drawはこんなソフト

大きな文字、飾り文字を表現できる。(文字の変形も可)

テキストボックスをいくつでも指定して、その内部をワープロのように使用できる。

写真や画像を大きさや位置を自由に指定して貼り付けることができる。

線・四角形・円などを組み合わせて作図をすることができる。

ビットマップの画像を貼り付けることはできるが、描くのは無理。

つまり

Drawは図形の貼り付けを得意とするワープロと考える方がよい。ポスターやイベントの案内状、授業の資料など多くのワープロを使う場面で、Drawを使う方が自由に作れ、能率が上がる。

皮肉なことにワープロの機能の高さを宣伝するためのレイアウト機能を駆使した作例はDrawで作る方がよい。

Drawでは不便でワープロで作る方がよいのは、長い文章である。ひとつのページで多量の加筆が発生して次のページに文章が押し出されるような局面ではDrawの文字枠は不便になってしまう。

Windowsのソフトではジャストシステムの「花子」に似たソフトである。

図形描画の起動

Linux(gnnome)ではメニュー→オフィス→OpenOffice.org Draw から起動します。

紙が1枚用意された形で起動します。


OOo Draw(dec.2009)
聖愛中学高等学校
http://www.seiai.ed.jp/
Jun.2010加筆