ハードウェアとソフトウェア

プログラムの実行

プログラムを実行することでハードウェアが指示通りに動作する。これがコンピュータを動かすことである。

汎用性(はんようせい)

プログラムを替えることにより、コンピュータは様々な動作をする。

プログラムを替える余地を残していることがコンピュータの本質。いろいろなことに使える性質を汎用性(はんようせい)という。

コンピュータみたいな家電製品とコンピュータになる家電製品

ハードウェアの作りから見ればコンピュータなのだが、プログラムを変更できないようにした製品も多い。

マイコン制御家電

炊飯ジャー、洗濯機、オーディオ機器、テレビ、ハードディスクレコーダーなど

プログラムを変えることで機能を増やしたり改良したりできることがメーカー側のメリット。ユーザーがプログラムを入れ替えることはできない。

ファームウェア

携帯電話やビデオカメラ、デジタルカメラなどでは、プログラムに不具合があった時にプログラムを書き換えることができるようになったものがある。このような製品のプログラム部分をファームウェアという。

実はコンピュータ

テレビゲーム、ビデオゲームの製品はプログラムの一部を入れ替えて、いろいろなゲームを楽しむことができる。これはコンピュータのOSとアプリケーションの関係になっているので、極めてコンピュータに近い。

あるゲーム機ではこのOS部分をLinuxに置き換えて本当にコンピュータにできるというので話題になった。