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語句に情報を追加するタグをもう少し

i

声の変化・話者の心の変化など、他と質が異なるテキストだと表します。

日本人には判断しづらいですが、欧米の印刷された文書で「イタリック」で表示するような内容です。

イタリックにするために指定するのではありません。あくまで内容が他と区別されるべきものである理由が大切で、欧米ではイタリックにすることが多いということです。

生物などの分類名称、技術用語、別の言語の慣用句的なフレーズや短い字訳、思考、船の名前などがあたります。

<p>桜は<i>バラ科</i>の植物です。</p>
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桜はバラ科の植物です。

<p>以上が<i>等速直線運動</i>というものです。</p>
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以上が等速直線運動というものです。

<p>中国語ではできるかどうかを問うときには<i lang="cn">会不会</i> または<i lang="cn">能不能</i>を使います。</p>
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中国語ではできるかどうかを問うときには会不会または能不能を使います。

<p>彼はいつの間にか眠ってしまった。</p> <p><i>彼は広い草原にいた。</i>どうやら半分は夢の中だと気づいているらしい。</p> <p><i>彼は草原を草ぎりぎりの高さで滑るように飛行して移動できた。気がつくと巨大な昆虫が追ってきている。 振りきろうとしたが捕まってしまった。あわててこれは夢のなかなんだからと虫を説得しようとした。</i></p> <p>気がつくと飼い猫が彼の上で昼寝を決め込んでいた。</p>
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彼はいつの間にか眠ってしまった。
彼は広い草原にいた。どうやら半分は夢の中だと気づいているらしい。
彼は草原を草ぎりぎりの高さで滑るように飛行して移動できた。気がつくと巨大な昆虫が追ってきている。振りきろうとしたが捕まってしまった。あわててこれは夢のなかなんだからと虫を説得しようとした。
気がつくと飼い猫が彼の上で昼寝を決め込んでいた。

cite

作品のタイトルを表します

書籍、新聞、エッセイ、詩、楽譜、歌、脚本、映画、テレビ番組、ゲーム、彫刻、絵画、劇場作品、演劇、オペラ、ミュージカル、展覧会、訴訟事例報告など

人の名前は、作品のタイトルではありません。この要素は人の名前をマークアップするために使ってはいけません

<p>私の好きな本はサンテグジュペリの<cite>星の王子様</cite>です。 <cite>夜間飛行</cite>も好きです。</p>
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私の好きな本はサンテグジュペリの星の王子様です。 夜間飛行も好きです。

b

注目されているテキストの範囲

重要なものならstrongを使います。声の変化・話者の心の変化ならばiを使います。

文書の概要にあるキーワード、製品紹介記事の中の製品名、記事リードが相当します。記事リードとは新聞などの見出しの後に書く最初の文章です。

<p>この章では<b>引用文</b>をどう扱うかについて説明します。</p>
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この章では引用文をどう扱うかについて説明します。

<p><b>ヒタキ</b>という小鳥の種類があります。普通スズメより小さく、木の枝から飛び立って飛ぶ虫を捕まえて元の枝に戻るという動作がよく見られます。キビタキ、サメビタキ、コサメビタキ、オジロビタキなどたくさんの種類があります。</p>
<p><b>ムシクイ</b>という種類もよく似ています。これもスズメより小さく、昆虫を食べます。センダイムシクイ、メボソムシクイ、エゾムシクイなどがありますが、これを見分けるのは難しいです。</p>
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ヒタキという小鳥の種類があります。普通スズメより小さく、木の枝から飛び立って飛ぶ虫を捕まえて元の枝に戻るという動作がよく見られます。キビタキ、サメビタキ、コサメビタキ、オジロビタキなどたくさんの種類があります。
ムシクイという種類もよく似ています。これもスズメより小さく、昆虫を食べます。センダイムシクイ、メボソムシクイ、エゾムシクイなどがありますが、これを見分けるのは難しいです。

sub,sup

sup 要素は上付き文字を表し、sub 要素は下付き文字を表します

特定の意味を持った印刷慣例に使います。単に上に配置したいからという使い方はいけません。

数の累乗、対数の底、化学式の元素記号の右下に書く数字やイオンの表示、科学分野で成分を表す添字などに使います。

<p>1km は 10<sup>3</sup>m のことです。</p>
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1km は 103m のことです。

<p>H<sub>2</sub>O は、純水でもわずかに電離して、H<sup>+</sup> と OH<sup>-</sup> ができています。</p>
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H2O は、純水でもわずかに電離して、H+ と OH- ができています。

他に使えそうなものをあげておきます。color などと同じく、h1,h2,pなどのブロックを作るタグにも指定することができます。

  font-weight:bold;        ←太字にする
  font-weight:normal;       ←太字をやめる
  font-style:italic;       ←斜体にする
  font-size:150%;          ←文字の大きさを1.5倍にする