htmlファイルをダブルクリックして開くのは自分しかできません。本校の環境ではファイルサーバーの働きにより本人に限り普通のファイルと同様の操作が可能ですが、別のコンピュータから見ることはできません。
ウェブサーバに依頼して閲覧する必要があります。ウェブサーバはネットワークを通して要求があるとウェブページのデータを送るという仕事をします。このウェブサーバの動いているコンピュータもウェブサーバとよばれます。www.st.seiai.ed.jpなどのURLの最初の部分はこのコンピュータの名前です。
本校ではwebpageというリンクの先のjonah:publicがこのウェブサーバーの管理下にあるところなので、ウェブサーバーに要求することでこのページを見ることができます。
一般にこのウェブサーバに置くウェブページのデータは、FTPと呼ばれる方法で送ることになります。特に接続業者のサーバーに置くにはこれしか方法がありません。これをおこなうソフトはエディタに一機能として付属しているものもありますし、フリーソフトやシェアウエアがたくさんあります。
本校ではそれを、Windowsのファイル操作でできるようにしています。これはあくまで校内のLANだからできることでインターネットではセキュリティ上できません。
ウェブサーバーにはユーザー個別の場所が用意してあり、ユーザーが public にファイルを置くと、ユーザー個別の場所に保存されるようになっています。しかし、一般のホームページ作成ではFTPでファイルを転送しなければならないことは覚えて置いてください。
ユーザー名が hoge である人の index.html のアドレスは次のようになります。
hoge の部分に自分のユーザー名を入れれば、自分のページが表示されます。
アドレス(URL) | http://www.st.seiai.ed.jp/~hoge/index.html | ||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
それぞれ の意味 |
http: | // | www.st.seiai.ed.jp | / | ~hoge | / | index.html |
スキーム | コンピュータ名 | ファイルのある場所 | ファイル名 |
スキーム名はコロンの後の書き方の書式(読み方)とアクセスする時の手順(プロトコル)を示すものです。
// は以下がインターネット共通の書き方に従っていることを示す記号です。
/ は区切りの記号です。
というわけでブラウザのアドレス欄には次のように入力します。
入力したら[Enter]キーを押すか[移動]をクリックします。
たいていの場合、次のように省略してもかまいません。
ブラウザではhttp://は当たり前ですが、でも最近は普通のファイルはきちんとfile:/// で始まるアドレスにしたり、smb://などとはじめたりしてhttp://とは決められないので今後は省略できなくなるかも知れません。
最後の / の後ろになにもないのはファイルの一覧の要求です。最近のウェブサーバーはセキュリティ上の理由から index.html などの目次のファイルを返すように設定されています。それで省略できます。(ブラウザが index.html を省略したと解釈するのではありません)
Windowsのファイルの範囲ならばファイル名は大文字、小文字の区別をせず、日本語文字(全角・半角カナ)も使用可能です。しかし、サーバーからこれを見ると大文字、小文字の区別をします。また、URLとして日本語文字は使用できません。ローカルでhtmlファイルをダブルクリックしたときには見えたものが、 www.st.seiai.ed.jp/~hoge/ にアクセスすると見えないということが起こります。ファイル名を確認してください。
最近ドメイン名(コンピュータ名の部分)に日本語が使えるようになってきましたがまだ一般的ではありませんし、その後の部分は文字コードの問題も生じますのでまだ無理です。
hoge の部分に他のユーザーの名前を入れるとその人の index.html を見ることができます。
seiai.ed.jp は正式に登録された本校のドメインです。そこで今インターネットの中で、www.seiai.ed.jp とすると聖愛のホームページにいきます。st.seiai.ed.jp は seiai.ed.jp に含まれるサブドメインというものですが、これは登録していないのでインターネットからアクセスすることはできません。このサブドメインの中の www.st.seiai.ed.jp は校内専用になります。ですから、みなさんのホームページはインターネット側からは見ることはできません。しかし、校内のコンピュータからは授業用のコンピューターでなくても見ることができます。