インターネットにはページ単位で情報を提供するサービスとしてウェブページがあります。 ウェブページには「リンク」という仕組みがあって、ボタンひとつで他のページを見ることができます。これを使って相互に参照したり、情報を集めたページを作ることができます。
いろいろな情報提供者のページは相互に繋がっていて次々に辿って行くことにより世界中の情報が関連付けられる可能性があります。このことからこれをワールドワイドウェブと呼びます。
ウェブページを閲覧するソフトウェアをウェブブラウザ(または単にブラウザ)といいます。
いまではウェブブラウザはウェブページを見るだけでなく、ウェブメールでメールソフトの役割をしたり、データベースからデータを取り出す道具になったり、様々なソフトウェアの入力の部分を担ったりするようになってきました。
パーソナルコンピュータはブラウザだけ動けばよいという時代になりつつあります。
ウェブブラウザのアドレス欄には、ウェブページのデータがどこにあるかを示すURLが表示されます。コンピュータ名やドメイン名はここにも使用されています。
URL は Uniform Resource Locator の頭文字。無理に訳せば統一資源位置子です。ウェブページに限らず電子メールの宛先などネットで提供されるリソースの所在などを表記するものを指します。
一般的なURLはたとえば次のようになっています。
アドレス | http://www.st.seiai.ed.jp/t2011/cs/chs08/c08a060.html | ||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
それぞれ の意味 |
http: | // | www.st.seiai.ed.jp | / | t2011/cs/chs08 | / | c08a060.html |
スキーム名 | コンピュータ名(FQDN) | パス(フォルダ)名 | ファイル名 |
http:をプロトコル名と説明するのは間違いです。スキーム名はこの後の記述の読み方を指定するものです。この例では最初がFQDNでその後がパス名でその後がファイル名という約束で書いてあるということを表しています。
httpという名前のプロトコルもありますが、プロトコル名とスキーム名がいつも同じとは限りません。(たとえばメールはSMTPやPOPというプロトコルを使いますが、メールの場合は mailto:hoge@seiai.ed.jpなどと書きます)
コンピュータ名はドメインの管理者が自由に命名するものですが、普通ウェブサーバーはwwwとします。これはアクセスしてくる人にわかりやすい様にしているものです。同様にメールサーバーならmail, smtp, pop などとつけることが多いし、DNSサーバーならnsなどとつけることも多くあります。
ブラウザのアドレス欄に入力して試してください。
http://www.st.seiai.ed.jp/t2011/index.html http://www.st.seiai.ed.jp/t2011/cs/index.html http://www.st.seiai.ed.jp/index.html
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聖愛中学高等学校