TBの生徒用設定(2/10)

メールの設定とデータはユーザーホームに

almailと同様の場所に置くことを画策。テストの結果、うまくいきそう。

ThunderBird のユーザーごとのインストール

TBのプログラムを指すショートカットをダブルクリックすることで、ユーザーごとのプロファイルが自動的につくられる。

今回はネットワークドライブにインストールしたので、ショートカットのリンク先は次のようになっている。

S:\prog\tb\thunderbird.exe

作業フォルダが次のようになっているが、プロファイルを別の所につくるので、問題はないと思う。

S:\prog\tb

プロファイルのつくられるところ

プロファイルの場所に到達するための第一歩はここ。

C:\WINDOWS\Profiles\hogehoge\Application Data\Thunderbird

ここに profiles.ini というファイルがある。普通に起動してプロファイルを作成すると、ここには次のように書かれる。

profiles.iniの内容
[General]
StartWithLastProfile=1

[Profile0]
Name=default
IsRelative=1
Path=Profiles/09nb97v8.default

これで、次の場所にプロファイルが作成される。

C:\WINDOWS\Profiles\hogehoge\Application Data\Thunderbird\Profiles\09nb97v8.default

これは移動プロファイルの領域であるが、Meの場合は、ローカルにコピーされてしまう。メールのデータも特に指定しなければこの中に保存される(POP3の場合)。プロファイルエディタを使って、移動できるが、学校にはそぐわない。

プロファイルデータの場所をあらかじめ指定する

profiles.ini の内容をTBを起動する前に変えておく。

[General]
StartWithLastProfile=1

[Profile0]
Name=default
IsRelative=0
Path=U:\tb\Profiles

ただし、このフォルダはあらかじめ作成されていないといけない。
なければ、プロファイル作成画面が出る。そしてすでにあるプロファイルは使用できず、新しい場所にプロファイルをつくることしかできなくなる。
しかし、ここに示されたフォルダがあれば、その中が空でもアカウントの設定を促されて、すべてうまくいく。
(前述のプロファイルエディタを使う場合はなくてもよいが、つくっただけでは指定したことにならないので注意)


安達 順一
http://www.seiai.ed.jp/
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