「ランチャの作成」の時にアイコンを選択することができます。debian-Squeezeでランチャのデフォルトアイコンはですが、ランチャの作成時にこれをクリックすると次のような選択ダイアログが出ます。
デフォルトのアイコンは、gnome-panel-launcher.svg というもので、/usr/share/icons/hicolor/scalable/apps というところにあることが画面からわかります。
現在のフォルダである /usr/share/icons/hicolor/scalable/apps の中なら[↑][↓]のキーで画像を見ながら選択できます。
左の欄からユーザーホームをクリックして自分の作ったアイコンを探します。pngなど一般的な画像ファイルならそのまま使えます。
左の欄からpixmapを選択するとたくさんのアイコンが出てきます。debianが用意したアイコンもありますが多くはインストールされたソフトウェアが自分のためのアイコンを保存してあるものです。考えないで使うと自作ソフトと区別がつかなくなることがありますから注意が必要です。
左の欄からiconsから探索するとpixmapよりたくさんのアイコンが入っていることがわかります。
たくさんのフォルダに別れて構造も複雑です。おおまかな仕組みを知っておいたほうが良いでしょう。
まず /usr/share/icons/ にはたくさんのフォルダがあります。
Amaranth Crux DMZ-Black DMZ-White Foxtrot Gion Gorilla HighContrast HighContrast-SVG HighContrastInverse HighContrastLargePrint HighContrastLargePrintInverse LargePrint LowContrastLargePrint Lush Mist Neu Nuvola SphereCrystal Wasp default gnome gnome-alternative hicolor locolor
このフォルダ名の多くはテーマの名前になっています。Amaranth, SphereCrystal, HighContrast などです。
さらにそれぞれのフォルダ内には全部ではありませんが次のようなフォルダがあります。
16x16 22x22 24x24 32x32 36x36 48x48 64x64 72x72 96x96 128x128 192x192 256x256 scalable
数字はアイコンのサイズです。同じアイコンがそれぞれの大きさで保存されています(ないものもあります)。そしてscalableは拡大縮小が可能な形式の画像ファイルが入っています。数字×数字のものしかなかったりscalableしかなかったりしていますから、過渡期の状態なのでしょう。
さらにそれぞれのフォルダ内には全部ではありませんが次のようなフォルダがあります。
actions animations apps categories devices emblems emotes filesystems intl mimetypes places status stock
actions には 停止やログアウト、検索などのアイコンがあります。apps にはアプリケーションソフトのアイコンがあります。devices にはCD,DVDやハードディスク、マウス、フラッシュメモリなどがあります。places にはユーザーホームやゴミ箱、フォルダ、サーバーなどがあります。