別のウインドウに表示

常に新しいウインドウをひらく

普通、リンクをクリックすると現在のウインドウの内容が変わります。しかし、別のウインドウが開くようにもできます。

次のようにリンクを作ります。

<a href="sample.html" target="_blank">サンプル</a>

サンプルは、target="_blank" として指定されたリンクなのでクリックするたびに別のウインドウが開きます。

名前を付けてひらく

target には _blank 以外に任意に名前を付けることができます。指定する名前が、ブラウザのウインドウ(フレーム)に付けられる名前となります。

<a href="joho.html" target="abcd">情報</a>

このような場合、すでに同じ名前のウィンドウがあると新しいものを作らず、それが書き換えられます。

_blank だけは例外で、必ず別のウインドウをつくるように決められた名前なのです。

たとえばいろいろ(abcd)と、情報(abcd)は両方とも target を abcd にしています。この2つを交互にクリックすると同じウインドウで書き換えになります。

注意

この手法はXHTMLになって規格から外れましたが、ほとんどのブラウザで使えます。使用する人の意志に反してウィンドウが増えていくので嫌う人もいます。Firefoxではウィンドウでなくタブにすることで欠点を補っています。W3Cの規格にないものをここに載せるのは例外的ですが、次世代の規格であるHTML5では復活するかもしれません。

あまりにたくさん開くと見る人が不快に感ずる可能性があります。見る人が自分で別ウインドウで開く方法もブラウザに用意されているので、なれている人ほど別ウインドウにするかどうかを自分で決めたいと考えるものです。使いすぎないようにすることが大切。

Firefoxなどの「タブ」の使えるブラウザでは別ウインドウでなく、別のタブで開くように操作することも可能です。(Firefoxではホイール(中)ボタンをクリックするか右クリックから「リンクを新しいタブで開く」を選びます)


ウェブページ(Nov.2010)
聖愛中学高等学校
http://www.seiai.ed.jp/
Nov.2008 改訂