絵を描いたり写真を加工するソフトウェアでよく知られているソフトウェアは GIMP です。GIMPは GNU Image Manipulation Program の略です。
このソフトもWindows用のバージョンがあります。
起動にはメニューからたどって行きます。メニューの構造や操作法は異なる場合があります。ここでは「アプリケーション」と「GNU Image Manipulation Program」の2ヵ所を1回ずつクリックすれば起動します。
起動中は時間がかかるので作業中であることを示すことも兼ねてGIMPの名前が入った画像を表示します。
起動が終わると3つのウィンドウが出ます。
このウィンドウの上の部分がGIMPのメインツールボックスです。
上方にツールボックスメニューがあり,下には画像の加工に必要なツール(道具)のアイコンが並んでいます。現在選択されているツールは枠がついて示されます。
下の部分はツールオプションダイアログで,現在選択中のツールのオプションを対話的に設定するための部分です。たとえばブラシのオプションはブラシの太さ形状,不透明度などを変化させることができます。
今日の技というウィンドウは操作法のヒントをランダムに教えてくれます。暇な時には読んでみるのもよいでしょう。じゃまな場合は「次回起動時にも技を見せる」のチェックをはずせば次からは表示されません。
このウィンドウの上の部分はレイヤーダイアログで画像の重なり合いをコントロールします。
下がブラシ・パターン・グラデーションダイアログです。ツールオプションの操作の代わりにこちらを使うこともできます。
こちらのウインドウはしばらく使わないのですが,[×](閉じるボタン)で消してしまうと元に戻すのがやっかいなので,そのまま置いておくこと。
(バージョンがあがれば解消されるかもしれません)
メニューの「ファイル」を1回クリックすると入出力関係のメニューが出ます。
はじめは次の4つぐらいを知っていればいいでしょう。
終了はメインのツールボックスの右上の[×](閉じるボタン)でもできます。これ一つで全部のウィンドウがなくなります。
レイヤーのウィンドウではレイヤーのウィンドウがなくなるだけで終了になりません。その上次回起動した時レイヤーのウィンドウがなくなったままになりますから注意が必要です。
(バージョンがあがれば解消されるかもしれません)
バージョンを調べるにはヘルプの中の「GIMPについて(about)」をクリックします。
ここでは2.4.5となっています。左の数値が大きな変更,右側の数値が小さな改良を表しています。