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レイヤーダイアログなどの復活(2.6)

ver 2.6 系の場合

レイヤーのドックを復活

GIMPの3つ目のウインドウはレイヤー、チャンネル、パスなどのダイアログが一緒になっているものでGIMPでは「ドック」と呼んでいます。これを消してしまうと次回の起動でも自動では戻りません。

消してすぐの場合は、メインのメニューの [ファイル] - [ウィンドウ] - [最近閉じたドック] から、次の様にして出すことができます。

これで「空」となっている場合は、

レイヤーのダイアログだけを出すしかありません。

レイヤーのダイアログを表示

メインのメニューの [ファイル] - [ウィンドウ] - [ドッキング可能なダイアログ] から [レイヤー] を選びます。

表示されるのはドックではなく単独のダイアログですが、とりあえず使えるようになります。整えたければ、このページの下の方を読んでください。

レイヤーのドックに入っているのは、上に次の4つ

[レイヤー][チャンネル][パス][操作履歴]

下に次の4つ

[描画色/背景色][ブラシ][パターン][グラデーション]

全部、[ファイル] - [ウィンドウ] - [ドッキング可能なダイアログ] から出せます。

ドックはダイアログをまとめたもの

GIMPのドックとはダイアログをまとめておくもので、上方のタブで各ダイアログを切り替えられるようになっています。

 

例えばレイヤー・チャンネルとパスのドックには、レイヤー・チャンネル・パス・取り消し履歴の4つのダイアログが入っています。必要に応じてドックから切り離して使うこともできます。

ダイアログにダイアログを追加してドックにする

レイヤーのダイアログに「操作履歴(アンドゥ)」のダイアログを追加しましょう

加えた結果「色」のダイアログがタブになって増えます。タブの左右位置はドラッグで移動できます。

タブを減らすには同じメニューから[タブを閉じる]を選びます。

ドックからタブを出して新たなウインドウで使うには同じメニューから[タブを切り離す]を選びます。

別々になっているダイアログをまとめてドックにすることもできます。ダイアログのタイトルバーでなく、「利礫操作」など機能を書いている部分をドラッグアンドドロップします。

ドックを2段にする

以下の説明図はバージョン2.4のものですが、2.6でもやり方は同じです。

初期状態ではレイヤーのドックの下にブラシなどのドックが結合しています。

ドックをドックごと結合することはできないようだが、ダイアログひとつずつなら可能です。ドック中のタブの下、ダイアログ名を書いている部分(下図で薄く黄色に塗った部分)を結合先のドックの上下にある細い横棒の部分にドラッグします。図にあるように細い横棒が水色になったらマウスのボタンを放します。

これでドックの下にダイアログが付きます。

さらにダイアログを加える

もう一つのダイアログをドラッグしてダイアログ名の所で放します。

このダイアログも下の方に格納されタブで選べるようになります。

ツールオプション

ツールオプションを消した場合、「ドッキング可能なダイアログをドロップできます」と表示されている。

ツールオプションを出した後、ドラッグすれば格納される。別のウインドウとして使いたければそのままでもかまわない。

ダイアログウィンドウの構造

タブの下のタイトルの部分をドラッグすることで、ダイアログの移動、切り離しなどほとんどの操作ができる。

別のドック(のタイトル部分やタブの部分)へドラッグすることでそのドックへの追加ができる。ダイアログのなくなったドックは無くなる。

タイトル部分の右のをクリックしてでるメニューからもかなりの操作ができる。

ドック(ダイアログ)の上下ある細い横棒の部分にドラッグするとドック(ダイアログ)をつなげることができる。


Gimpを使った画像処理(Oct.2010)
聖愛中学高等学校
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