JIS X 0208

JIS X 0208 は 規格番号で名称は「7ビット及び8ビットの2バイト情報交換用符号化漢字集合」といいます。7ビット2バイトまたは8ビット2バイトであらわされる6,879の図形文字の集合(文字セット)を定めています。

JIS X 0208 の文字セットは94の区とその中の94の点で登録位置を示すので、区点コードと呼ばれます。1978年に制定され、1983、1990、1997年に改正されています。

文字セット

区点の表の一部です。「あ」は4区2点、「亜」16区1点に登録されています。

エンコーディング

使用するときはこれにある計算を施して使います。この場合 区点に登録された文字全体を文字セット、計算のきまりをエンコーディングといいます。

Shift_JIS, EUC-JPなどはこのエンコーディングの種類です。

ISO-2022-JP, Shift_JIS, EUC-JP は JIS X 0208 を元に作られたエンコーディング方式です。

亜の近辺の一覧。2022(ISO-2022-JP)、SJIS(Shift_JIS)、EUC(EUC-JP)は区-点を元に変換しているので区点で隣り合う文字は他のエンコーディングでもほぼ隣り合います。それに対して、Unicode系の UTF-16 と UTF-8 では一般には隣り合いません。

JIS X 0208の全体です。空いているところは将来の追加のためでした。黄色の部分はその追加された部分です。