畏神愛人

−神を畏れ、人を愛する−  本校はキリスト教を建学の精神としています

120年を迎えました −1886年創立−

「女に教育は不要」とされた時代。新しい時代と豊かな未来を拓くため聖書に基づく女子教育を行おうとしたキリスト教の宣教師たち。思いは小さなひとつの学校となりました。その志は共学になっても受け継がれています。

「正義・愛・献身」

本校での毎日は礼拝によってはじめられます。また、聖書の授業、宗教行事などを通しキリスト教について学びます。聖書には「隣人を自分のように愛しなさい」という言葉があります。隣人とはこの世界に生きる全ての人々のことです。それらの人々の生命を大切にできるひとりひとりを育てたいという願いを、聖書のスピリットである「正義・愛・献身」の中に求め続けているのです。

「礼拝」「授業」「宗教行事」の三本柱

本校のキリスト教に基づく学校教育は、「礼拝」「授業」「宗教行事」の三本柱によって成り立っています。

礼拝

自分とむきあう静かな時間

毎日の学校生活は礼拝によってはじめられます。神の言葉である聖書を読み、讃美歌を歌い、静かに祈る ひとときです。宗教主任や本校教員、近隣の教会の牧師が短いお話をします。礼拝で読まれた聖書の言葉や 語られたお話の中から励ましや勇気を得る機会が多々あります。

通常の礼拝の他に、イースター礼拝、花の目礼拝、創立記念礼拝、平和を考える目礼拝、クリスマス礼拝 などの特別な礼拝も行っています。また、生徒たちが礼拝の全てを担当するクラス担当礼拝もあります。

授業

よりよく生きることを考える時間

全学年全生徒が聖書の授業を受けています。これはキリスト教の信仰を強制する時間ではありません。 聖書という書物やキリスト教の価値観をきっかけにして様々なことを考え学ぶ時間です。

人は何故生まれてきたのか、どう生きるべきか。そんな難しいことを考えたりしています。身近なことを 題材にしたり、「自分ならどうするか」を考えたりしながら授業が進められています。聖愛ならではの授業です。

宗教行事

他者について考える時間

みんな誰でもひとりで生きているわけではありません。色々な人たちに支えられ、色々な人たちを支えな がら生きています。そのことを実感させてくれるのが宗教行事です。「他者と共に生きる」自分を目指し、 ひとりひとりのカを他者のために用いようとする機会です。

生活教室

1年生の時に行う一泊研修です。 聖書の学習やディスカッションを通して、本校の教育の根 幹となるキリスト教について学びます。また、レクリエー ションや食事を通して友情を深めます。

キリスト教教育週間

講演、聖書の学習で「正義」「愛」「献身」の年度主是につ いて学びます。また、クラスごとに社会福祉施設に出かけ たり駅や学校のまわりの掃除を行ったり奉仕活動をします。 奉仕の心をはぐくむ貴重なひとときです。

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弘前学院聖愛中学高等学校
http://www.seiai.ed.jp/