日本語モードにするとひらがなが入力できるようになります。漢字を入力するにはひらがなから漢字変換をします。漢字変換はあとにしてここではひらがなの入力と記号の入力を学びます。
ひらがなを入力するのには、ローマ字入力方式とかな入力方式と親指シフト入力方式の3つのやり方があります。
入力方式 | キー操作 | 入力結果 |
ローマ字入力 | わたしは | |
かな入力 | わたしは | |
親指シフト入力 (専用キーボード) |
わたしは | |
親指シフト入力 (JISキーボード) |
わたしは |
日本語入力を使い始めたときの初期状態ではローマ字入力になっています。
親指シフト入力方式は今のところSCIM+Anthyの組み合わせで使えます。本来はキートップの刻印が親指シフト用になっていればいいのですが、タッチタイプができるようになればJISキーボードのままでも使えます。せっかくLinuxで付加ソフト無しで使えるので後で試してみましょう。
一番上のパネルのトレイのアイコンをクリックして [i] 印を選びます。
次のようなIBus-Anthyの設定パネルが出てきます。
入力タイプで「ローマ字」「かな」「親指」から選択できます。
変更したら下の「OK」を押します。変更があったときは確認があります。
一時的に変更するにはここからもできます。
「日本語入力モード」の状態で、[Alt]キーを押しながら[カタカナ/ひらがな]キーを押します。
3方式が押すたびに入れ替わります。
Alt
+
カタカナ
ひらがな
[Alt]キーと[カタカナ/ひらがな]キーはここにあります。[Alt]は2つあります。どちらでも同じです。
このモードはいつも切り替えるものではありません。自分の好みに合わせていちど決めたら大抵はそのままです。切り替え方も環境により異なりますのでこのキー操作を覚えておく必要はありません。