起動しただけでは紙が用意されていません。メニューバーからファイルを選びます
ファイルメニューから新規を選びます
すると、次のようなウインドウがでます。サイズは最初は幅420×高さ300になっています。単位はピクセルです。とりあえずこのままにします。(単位がピクセルでなく、センチやインチになっているときは▲▼をクリックしてピクセルにしてください。)[OK]で先に進みます。
このように新規の紙が用意されます。
下部に100%とあれば,この画像は見た目と同じ大きさを持ちます。これが67%などとなっている時には縮小されて表示されていることを表します。
逆にこの部分を操作して拡大表示や縮小表示にできます。
あまり大きな指定をするとコンピュータのメモリが不足して極端に動作が遅くなったり,動かなくなることもあります。機械の性能に合わせて作業しましょう。
ピクセルは画像を構成する最小の粒で,幅420×高さ300ならば横に420個,縦に300個並べて画像を作ることを表しています。
ディスプレイ上で表示するための画像ならピクセルで指定します。普通のディスプレイは1024×768,または1280×1024程度の大きさを持っています。縦横比は横:縦=4:3であることが多いのですが,最近は横長になる傾向があります。
紙に印刷する場合にどのぐらいの大きさが必要かは使用目的や機器の性能によるのですが,普通300ppi程度の解像度(細かさ)が必要になります。ppiは Pixcels Per Inch の略で1インチ(25.4mm)あたり何ピクセルかという単位です。印刷する場合は画面で見るための画像よりデータ量が多く必要です。ちなみに420×300ピクセルの画像を300ppiで印刷すると35.6mm×25.4mmの大きさにしかなりません。(計算は420÷300=1.4なので1.4インチつまり35.6mmなど)
新規画像を作成する時のダイアログには「テンプレート」という部分がありこれで,A4,B5などに300ppiで印刷する場合の設定を選択できるようになっています。
A4の用紙にすると209.97mm×297.01mmで2480×3508ピクセルになります。