アウトラインフォントは文字のデザインを輪郭で表したものです。パスを使って塗りつぶしができればアウトラインフォントがどのようにできているか理解できます。
まずパスを作ります。
線が閉じていなくても自動的につなぎます。
既にある点の近くには点が打てません。この様な時は、少しはなれたところに打ってからドラッグで移動します。
できたらツールオプションから「パスを選択範囲に」をクリックします。
このように選択状態になります。
選択状態はブラシによる描画、消しゴムによる消去などの編集作業を選択枠内に限定します。
もちろんブラシで塗っても選択領域だけ塗ることができますが、ここではもっと手軽に[塗りつぶし]ツールを使います。
「描画色塗り」はブラシの時に使われる色で塗るということです。
「選択領域すべてを塗りつぶす」にします。
領域内部をクリックすることで、その領域が塗りつぶされます。GIMPが感知するのは矢印の先です。
塗りつぶされました。
次の作業に進むために選択を解除します。これをしないと選択の外側を編集できません。
交点のあるパスや重なりのあるパスも使えます。
どのように塗りつぶされるかは経験で覚えてください。
アウトラインフォントもこのように線が通過する○と曲がり方を示す□の座標を並べることで記録されています。通過点の間に1つの制御点だけ置くスプライン曲線や、2つの制御点を置くベジェ曲線などが使われています。
紙の大きさは 640×400 または 420×300とします。.xcfは自動でつきます。
つぎのひらがなから一文字を選んでアウトラインで描きなさい。
今回は一つのパスにまとめなくてもよいが、まとめた方が全体のバランスをとりやすい。
パス作成だけでなく塗りつぶしで描画もすること。
えかきさせふ もやわをん
閉じた部分のある文字は、今回は避けた方がよいかも。
あおすなぬね はほまみむめ