宅配便の料金は距離によっても異なる。次のようになっている。
3辺の長さの和と、目的地の番号を入れると料金が出るような表をつくりなさい。(目的地は表を見て番号で入れるようにする。文字で入れると秋田や長野から盛岡などどのような入力をされるかわからないので難しい)
この表はよく見ると、沖縄以外は縦にある法則で増えている。それを利用して式を作れば表の部分の入力が楽になる。
100個なら割引で使ったvlookup関数は次のような形であった。
=VLOOKUP(B3;B8:D14;2)
ここで3つ目の数字が何のためにあるのかが、この問題でわかるはずだ。
ここに2という数値の代わりに、B2などとセル番号を入れると指定セルの内容が代入される。
この3つ目の数字を使って、「東北」ならば2番目の列から値を拾う、「関東・信越」ならば3番目から値を拾うという風に設計できるのである。(1番目の値はサイズが入っているので2番目から)
次の作成例から、どのようにしているか考えてほしい。(これは一部である)
オレンジ色のところに入力すると、赤色のところに結果が出てくるというように、入力するところと結果を見るところを離した。これは間違えて式を入れた部分を書き換えてしまわないようにとの配慮だが、必ずしもこうしなければならないというわけではない。
「~まで」を計算するときにの工夫の例もここで見ることができる。「100cmまで」というのは 80cm~100cm ではない。80cmは「80cmまで」の中にはいる。cm単位でいえば 81cm~100cm なのだ。「~以上」の言葉にすれば「81cm以上」である。
でも、入力する人が 80.5cm と入れる可能性も考えられるならば、80よりちょっとだけ大きい値をいれればよい。
lookup3 として保存しなさい。